ネタ作りな旅ブログ

2015年4月から海外長期旅行中、思ったこと、考えたことの記録。
いつか歳をとったときに、振り返るためのブログ。

モロッコでの出会い

こんにちは。



9月2日の夜にモロッコを出て
9月3日夜中にスペインはバルセロナに着きました。



モロッコでの思い出は最初から最後まで盛りだくさんすぎて1つの記事にはまとめられませんが、
モロッコで出会った人たち1人1人から たくさん学ぶことがありましたので、それをまとめたいと思います。



登場人物その1。


オーストラリア出身のアドリアン。


彼とはマラケシュの宿で出会って特別仲良くなったわけではないけど、
みんなで一緒に夕日見に行ったり、ご飯食べたりした仲。
テラスで毎晩夜中までみんなとシーシャしながら語り合った時は毎回アドリアンがいた。



そんな中で彼から学んだこと。
英語圏出身者、または英語達者の姿勢。



彼はオーストラリア出身育ちで もちろん英語ぺらぺら。


だけどみんなで会話してる時に誰も置いてきぼりにしない。


みんなにわかりやすい言葉を選んで話してるのがわかる。
理解できなかったことを伝えれば英語上手くない私にも始めからわかりやすく説明してくれる。
伝えることをやめない。諦めない。



この姿勢って、英語話者だけじゃなくて 色んな場面で言えると思う。



ベトナムに行った時は 日本語勉強してるベトナム人にたくさん会った。
私は日本で生まれて日本語を小さい時から勉強して育ってきてるから話せてそりゃ当たり前。
でも、だからって、 日本人だけの会話しないし、みんなが話に入ってこれるように日本語勉強中の人にもわかるように 話をするよう心がける。



英語はたくさんの人が話せるから話せて当たり前みたいな風潮ある気がしてたけど、
アドリアンと出会って、彼の立ち居振る舞いから、
その場でマジョリティである言語を話す人がどういう姿勢であるべきかってことを学んだ気がする。



彼のおかげで英語がそんなに難しくないと思えたし、もっと理解できるようになりたいと思えた。
素敵な人でした。




登場人物2。


イラン人の血は入ってるものの、 スウェーデンで生まれ育ったリオ。



彼は見た目は若干怖いものの 話してみたら最高におちゃめでラブリーでみんなから好かれるタイプの性格。
彼はもうここ2年くらいずっと旅行してて、旅行中の出来事とか動画におさめてて、私は歌ったり踊ったりしてリオの動画に度々登場させてもらいました。笑



彼がなぜ2年間も旅行できてるかというと、働いて、旅行して、働いて、旅行して、というのを繰り返し続けているから。
ずーっと仕事の連絡のためにiPhoneに張り付いてる人を見て言った一言。



『You're working to work.』
『あなたは働くために働いてるね。』
ただの直訳ですが。笑



エジプトで
『Japanese people are living to work, Egyptian people are working to live.』
『日本人は働くために生きてるけど、エジプトでは生きるために働いてる。』


と言われたことがあります。



まあ一概には言えないですが。
エジプトの方の言葉はまあそう見えなくもないのかなと思ったのですが、
リオの言葉はそれとはまた違ってました。



リオが働く理由は旅行するため。それだけ。
メインは旅行。お金がつきたら働く。



私は、この旅行が終わったら就活して職について、
もう当分は長期旅行はできないだろうなと思ってましたが、
ああ、こんな働き方もあるのかと、こういうスタイルでもいいのかと考えさせられました。



もちろん難しいことはたくさんありますが。
若いうちはいいけど、 歳をとったらどうするのかとか、 親にもたくさん心配かけるし。



働くことが当たり前だと思っていたけど、もちろんリオも働いてるんだけど、
自分の人生を、やりたいことを中心において、 何にもとらわれること無く、 めいいっぱい楽しんでいるなと羨ましく見えました。
私がとても憧れるスタイルでした。



登場人物3。 


マラケシュの宿のスタッフ。


私がマラケシュで泊まった宿は家族経営というかいとこ経営の宿で、
スタッフ同士がみんないとこ関係でした。



みんなモロッコ出身で、歳はみんな20歳前半から後半と、結構若いです。
彼らには恩がたくさんありすぎて 感謝してもしきれないです。



自分たちのご飯はゲストみんなにもわけて一緒に食べるし、私がお金の盗難にあったら宿泊費無料にしてくれて最後は空港まで送り届けてくれて、毎晩音楽や食事で賑わってる広場に連れてってくれてダンスを披露してくれたり、一緒に踊ってくれたり。



これで採算あうのか?と思うほどゲストに良くしてくれます。
もちろん採算あってるからやってるんでしょうけど、
それにしてもgive and give精神がすごいなと思いました。



なぜここまでできるのかって考えて観察してみたんですけど、
おそらく自分が生まれ育った国、モロッコが大好きで モロッコを楽しんでほしい、好きになってほしい、いい思い出を作ってほしいという思いが強いんだなと私は感じました。


私がモロッコ旅行でどんな経験をしてどう思ったかをすごく興味深々に聞いてくるし、
いかに自分の国を誇りに思ってるかって話し出したら止まりません。



モロッコの話をするのが大好きで、それをたくさんの人と共有したいのだと、
私にはひしひしと伝わってきました。



そんな彼らのおかげで モロッコではたくさんの感情が生まれたし、
一番喜怒哀楽が激しかった国になったと思います。



本当に素敵な人たちに出会って、 私のモロッコ滞在は忘れられない経験になりました。





未だ文章の上達が見られないですが以上です。笑


読んでくれた方はありがとうございました。



樹里

国境を越えること

こんにちは。



私は今は、南アフリカはケープタウンにいます。



これまで約4ヶ月間旅行してきてそんなにたくさんではないけど 色んな人と話をして、ふと国境を越えることについて考えたことがあるのでまとめておこうと思います。



私は、トルコのイスタンブールで 何人かのシリア人に会いました。
今、自国に住むことはシリア人でさえも危険で彼らに殺されるからシリア以外のどこか別の国へ出国して、そこで働いたり、暮らしたりしてるとのことでした。



いきなり母国を出ることになってそこで仕事を探して生きていかないといけないなんて
すごい大変だなあと思っていたら彼らは自分の国を出て生活することがさも大したことではないことかのように話します。


もちろん故郷が恋しくなることもあると思うし、困難もたくさんあるだろうし、
彼らも出たくて自分の国を出てるわけではないと思いますが、親戚もみなシリアを出てるし、
そこで仕事を見つけて楽しく暮らしているように見えて彼らにとってはそれが当たり前のことのように見えました。



インドネシアのバリ島で会ったスイス人はスイスは物価が高いから近くの国によく買い物に行くと言っていました。




南アフリカで出会ったケニア人とコンゴ人は 働き口を求めて南アフリカに来てるとのことでした。 この人たちの話を聞いて、まるで私が自分の故郷から上京してくるのと同じようなノリで話すなと思いました。



もちろんヨーロッパはユーロ圏内は国間の移動が比較的楽だというのもありますし、
日本は島国なので、国外に行くなら普通飛行機か船に乗らないといけないため、海外旅行=ビッグイベントだと感じますが、
島国でない国出身の人たちにとって国境を越えることに対するハードルがいかに低いか、ということを思い知りました。



危険から身を守るため、 ショッピングのため、仕事のため、 国境を越える理由は様々ですが、
それに対する考え方、スタンスの違いに驚きました。



でもその一方で、日本のパスポートがいかに国境を越えやすいパスポートか ということも思い知りました。
色んな国の人が日本のパスポートはどこでも行けると言います。他の国のパスポートならビザが必要な国も日本のパスポートならビザがいらない国がたくさんあります。



その点、日本人は海外旅行をするにあたって環境的にかなり恵まれていると思いました。



ある話によると、日本のパスポートは10万円くらいで売買されるらしいです。
ちょっといじればどこの国へも入れるから高く売れるのだと聞きました。



陸続きの国を持つ国出身の人たちにとって、国境を越えること自体へのハードルは低いが煩雑な作業も結構あるみたいなので、
結局国境を越えることは色んな理由により盛んにはなったものの、それなりのイベントであることには変わりないという結論にいたりました。笑



以上です。 明日モロッコに向けて南アフリカを出ます。






南アフリカの計り知れない魅力を感じとったつもりなので また追々更新しようと思います。




樹里

長期旅行で芽生えた気持ち

The mind came up during my long term trip



日本にいる友達、就活、卒論、デモ、若者としてやらなきゃいけないことをやってる友達を見て、私は、今、やらなきゃいけないことよりも、自分がしたいことをただひたすらやってるのだと気づいた。
I have many friends doing what they should as Japanese but I do only what i want to do, it’s just traveling. 




 日本人として、若者としてやらなきゃいけないことをやっている人は本当に純粋に偉いと思う。
I respect them because they understand what they should do and take some actions actually




私は日本の若者としてやらなきゃいけないことは何一つやっていない。私は自分の好きなことを人に助けてもらいながらやってるだけ。
I don’t do what i should do at all but I just travel taking some helps from others.




出発する前はこの旅は自分にとって挑戦だとか思ってたけど、実際旅を始めてみると、自分の好きなことをただやってることの何が挑戦なんだろうと思うようになった。むしろ罪悪感を覚える。
Before i started this traveling I thought this was challenge for me, but after it’s started, I realise this is just what i like to do and not the challenge at all




別に今自分の好きなこと、やりたいことをやるのは 悪いことではないはずなんだけど。
I think it’s not bad thing to do what I want and like to do




私は、自分では、今この旅行を通して、忘れられない、かけがえのない、みんなが出来るわけではない経験をしてると思うけど、でもこれじゃ弱いのか?
I think now I have amazing and unforgettable experiences through this traveling but it’s not enough? sometimes I feel like that.




ただ旅をするだけじゃ日本のみんながやってるような日本の若者としてやらなきゃいけないことは果たせてない気がして、ただふらふらと旅をするだけじゃなくて何かを果たして帰れるのだろうか。
Just traveling is not enough compare to what my friends do in Japan I wonder what I can get from just traveling




私はこの旅の中で 学んだことと言えばただ毎日起こる問題に対してどう対処するかってことくらい。 Actually all I learned through this traveling is how to solve some problems happened everyday.




大したチャレンジなんてしてない。
ただふらふら旅行して人を心配させるようなことしかしてない。
たまに海外で何してるの?って聞かれて、 何もしてないよって苦笑いで答えなきゃいけないし。
It’s not the challenge It only make my friends and parents worry me And I have to answer " I do nothing everyday" when someone ask “ what are you doing everyday?"




でも、帰国したら、就活、卒論が始まって 日本での今までの生活に戻って、 学生として、若者としてやらなきゃいけないことをやることになる。
After I finished this traveling, I have to be back to my school and find jobs and start senior thesis




それはいやでもしなきゃいけない時がくるし、いやでもいつかはちゃんと働かないといけない だから、今出来る時に自分のしたいことだけを めいいっぱいやるのもいいんじゃないかと思う。
The time for what I should do will come absolutely I think there is almost no choice so it’s better to try harder only what we like now




いつも将来のためになる何かを、するのはとっても賢いと思うけど、私も進路を決める時には将来やりたいことを考えて進む道を決めてきたけど、
It’s wise to do something and think about our future actually I decided my high school and university for what I want to do in my future




何も考えずただ一生懸命取り組んだことが ひょんな時に役に立ったりする。
but if I always try hard something suddenly it can be help for me someday




どの経験がいつ、どんなことに役立つかなんて その時になってみないとわからない。
We don’t know when and which experience you had can be help for us. 
We may know that only in actual time




もちろんその分時間は人一倍かかることになる。
けど、時間をかけちゃだめなんて誰が言ってるの? って最近思えるようになった。
Of course if I do so, it takes longer but I wanna ask myself “ who says I can't take time? "




今しかないこの時間をやらなきゃいけないことに使える人は本当に尊敬するけど、私は自分の好きなことに使ってることを悪いこと、恥ずかしいことだとは思わない。
I really respect them using their time for what they should do but I think we, especially younger can use our time for what we want




この旅行が私の今後の人生の中でどういった位置づけになってくるかなんて今はわからないけど、この旅をしなければ良かったと後悔することはないと思う。
むしろ、今しかできない経験をたくさんしてあの時あの旅をして良かったと思えると思う。
Now I don’t know how this traveling will influence to my life but just I know I'll never ever be sorry for this traveling I’ll be proud of my experiences in this traveling




この旅でどんな成果を残すか、何かを得て帰らないといけないなんてどうでもよくなって、旅したいからしてる、そんなシンプルな感じでいいと思った。
It doesn’t matter what I get and do something good It’s simple I just travel because I want




能天気かな?楽観的すぎるかな?笑
Is it happy go lucky or optimistic? Whatever!



私今やりたいこと全力でやってるよって胸はって言える!
I’m proud of what I do now!





以上です。
That's it



てな感じでいきなり英訳を始めてみました。笑
というのも、私の尊敬する英語上手な方に 面白いエピソードとかを普段から英語でどう言えばいいか考えとくといいと思うよ って助言頂いたので。
I started translating my blog into English because I had a advise from the one of persons who I admire " You may want to think about your stories in your traveling in English "




かなりお粗末な英語で恥ずかしいですが。
Sorry for my English



誰か添削してください。笑 成長を見守ってください。笑
Can I have advise or fix my sentences? or can you watch over me?



樹里
Thank you for reading, Juri