ネタ作りな旅ブログ

2015年4月から海外長期旅行中、思ったこと、考えたことの記録。
いつか歳をとったときに、振り返るためのブログ。

○○人って何なのか

こんにちは。 



旅を初めて1ヶ月が経ちました。
3週間以上の海外滞在をしたことがない私にとって 初めての体験です。



1ヶ月経って、服が毎日の手洗い洗濯によってぼろぼろになってきてます。
それ以外は特に困ったことはないです。



今日は、マレーシア滞在中に気づいたことを 書いておこうと思います。



いきなりですが、 マレーシア人って何なのか。
マレー語が喋れるのがマレーシア人?産まれたのがマレーシアならマレーシア人?



国籍がマレーシアならマレーシア人?



マレー語喋れて産まれたのがマレーシアで国籍が
マレーシアでも中国語とか英語とか喋れて見た目も東南アジア風な濃い顔立ちではない。


そんな人ってマレーシアにたくさんいる。



でも、例えばベトナムを旅していた時は、
ベトナム人(ベトナム語喋れる人)か、そうでないか、そうでないなら中国人か、日本人か、韓国人か、欧米人か みたいな感じで判断してた。出身国とか聞きあって。



でもマレーシアに来て思ったのは マレーシア人って何!!!



ってことでした。



どの人がマレーシア人でどの人がそうでないかって 判断できなくなったんです。



というか判断しようとしてたのが間違いだったんです。



だって、マレーシアには中東系の人もインド系の人も中国系の人も住んでるし
みんな色んな言語喋れるし、何をもってマレーシア人とするかなんて目に見えづらい国の決まりとかでしかわからない。



普段、○○人ってよく使うけど 実際何をもって○○人とするかなんてわかんない。


極端な話、日本に国籍をおいててもずっと外国に住んでて〜とかってよくある話だし、
じゃあその人は何人なのか判断するにあたって何を基準にするのかって人それぞれだろうし、
そもそもそんなこと考えながら話さない。



目に見えるもの、耳で聞こえるもので何も判断できない。



人類の起源レベルの話で人種ってあると思うけど、旅行とか移住とか、国と国の間の移動が盛んになった今、人種ってすごく曖昧で、相手と接するにあたって、大した問題ではないということにマレーシアに来て改めて気付きました。





わかりづらい文章ですが、とりあえず今思ったことを書きました。



以上です。




樹里

達観したムスリム

こんにちは。


現在私はマレーシアは、クアラルンプールにいます。



マレーシアと言えば、多民族、多宗教国家です。
本当に色んな宗教の人と、色んな民族の人がいることが 街を歩いていてもすごくわかります。



先日、そんなマレーシアで、世界屈指の高さを誇るブルーモスクに行ったときに印象に残ったことを書き残そうと思います。



すごく大きくて綺麗なモスクでした。




このモスク、中に入る時にボランティアのガイドさんがついてくれて モスクの中を案内してくれるんですけど、
私たちを案内してくれるガイドのおっちゃんがすごく印象的でした。


おっちゃんという名にそぐわないような人でした。


このムスリムの陽気なおっちゃん、
日本語を勉強していて、一生懸命日本語と英語で楽しくガイドしてくれました。



ラマダンもちゃんとするし、モスクのボランティアをしてるし、
私の握手も拒否するくらいおそらくすごく厳粛なムスリムだと思いました。



ただ、ガイド中に聞いた話によるとこのおっちゃん日本に行ったことがあるそうで。 


「セブンイレブンデ、バナナイッポンワンダラー、タカイネ、ハハハ」
的なことを言って笑わせるくらい陽気なおっちゃんだったんですけど、
私その時とっても不思議というか疑問に思ったことがありました。



このムスリムのおっちゃん、日本に旅行して何を感じたんだろうと。


私が聞いたことある話では、 日本に留学にきたムスリムの人は普通にイスラム教の教えでは食べちゃいけないと言われてるものも食べて、結構柔軟(?)な感じらしい。
とか、
イスラム教以外考えられない! イスラム教最高! みたいな感じだと思ってたんです。



でもこのおっちゃんは、日本に行って、多少なりとも日本の文化に触れて、
そのうえで自分の宗教に忠実になった。 



他のものを見た結果、自分の信じるものを改めてちゃんと理解したんだろうなと、私は思いました。



そして、それは、マレーシアという多民族、多宗教が共存している国でこそ、生まれうるものではないかと感じました。
「自分と違うものも認める、その上で自分はこれを信じる」


実際のところ、そのおっちゃんが 日本で何を感じたかなんてわかりませんけど、
そのおっちゃんの立ち居振る舞いから、それが、達観のうえに出来上がっていることと、
おっちゃんの器のでかさを感じ取りました。



そのおっちゃんの感じを言葉にして伝えるのって難しい。




まとまりのない文でしたが、以上です。




樹里

成長著しい街、ダナン

こんにちは。 



ベトナム統一鉄道に乗り、ホーチミンから17時間かけて ベトナム中部の街、ダナンに来ました。




ダナンの感想よりも先に、鉄道に関して、車内が超絶カオスでした。


通路で寝てる人もいるし、大声で電話している人もいるし、深夜なのに大音量でスマホゲームしている人もいます。



まあしかし、それ以外は日本の深夜バスの一番安い席とさほど変わりない感じでした。 
むしろ車内販売、ブランケットと水の無料配布等 あったので、思っていたよりは快適な移動でした。 




本題のダナンについてですが、私の印象としては、



ダナンってお金持ち!? という感じでした。



その所以は、ダナンの観光名所にあります。 



ダナンで訪れた観光名所の中で私の中のダナンお金持ち疑惑(笑)が浮上したものは、



①ドラゴンブリッジ
②バナヒルズ



なんですけど、


まず、①のドラゴンブリッジについて、



ダナン名物になっているドラゴンブリッジというその名の通り龍の形をしている橋があるんです。




それを見ただけでも、存在感が結構あって お金かかってんなーと思うんですけど、
それだけじゃないんです、そのドラゴンブリッジ。 


毎週土曜日と日曜日の夜9時にそのドラゴンブリッジの口にあたる部分から火と水を吹くんです。 
その様子がこちら 結構ガチで火吹いてます。




この後、水も吹きます。
これを毎週土曜日と日曜日に週2で橋の両端に交通規制かけてやるんですよ。 



毎週人混みができるので、警備員は大勢必要。
橋に火と水を吹く設備を付けるという発想、そしてそれを実行するダナンという街... 
観光名所の作り方が奇抜だなと思いました。 




それから、ダナンの観光名所はそれだけではありません。
②のバナヒルズです。



これまた一風変わった観光名所だと 私は思いました。
簡単に説明すると、 


”全長5771kmのケーブルカー(ギネス世界記録)に乗って 標高1368m(ギネス世界記録)の雲の上に行ったところにあるフランスの街並みを再現したテーマパーク”



という感じですね。言い方盛ってませんよ。



いや、もう発想がすごいなと思いました。



20分くらい、ケーブルカーに乗って結構なスピードで
山の上、雲を突き抜ける程上昇すると、山頂にヨーロッパ風の建物が見えてくるんですよ。 


着いてみてみると、まさに大阪のUSJのようなアトラクションも、レストランも、ゲームコーナーもお土産屋さんもある、テーマパークなんです。 



それだけならどこにでもあるただのテーマパークです。
でもそれが標高1368mの雲の上にあるんですよ。 



そんな標高の土地まで機材とか食べ物とか 建物建てる材料とか運ぶだけでも時間と労力かかるだろうに、よく実行しようと思ったなあと私は思いました。



ダナンでは他にもたくさんの観光名所を訪れましたが、特に斬新奇抜でお金掛かってんなあと思った観光名所は以上2つです。 



そんな感じで私の中のダナン金持ち疑惑が浮上したわけです。笑



実際のところはわからないですが。



さらに、今日はこれからダナンで2年に1度行われる国際花火大会に行ってきます。


アメリカ、オーストラリア、ポーランド、南アフリカなどから様々なチームが参加する花火大会らしいので
これまたダナンパワー炸裂してるのではないかと楽しみにしています。



以上です。 読んでくれてありがとうございました。



樹里